・ノーススター2000のスペックについて
・ノーススター2000の良い点・悪い点について
・口コミの紹介
・ノーススター2000の使い方について
今回はColeman(コールマン)から発売されているガソリンランタン「ノーススター2000」について説明していきます。
ガソリンランタンって扱いが難しいイメージを持っている方も多いと思います。
ガソリンランタンって初心者でも使えるの?
と思う方もいるかもしれませんが、使い方さえ知っていれば初心者の方でも簡単に扱う事ができるランタンです。
なのでノーススター2000の良さについて知ってもらうために、ノーススター2000のスペックと実際に使ってみて感じた良い点・悪い点・使い方について説明します。
そしてノーススター2000の口コミについても説明します。
ノーススターはいろいろな口コミがあるので、良い口コミ・悪い口コミについて紹介していきます。
目次
ノーススター2000のスペックについて
- サイズ:約直径17.3×34.3(h)cm
- 重量:約1.8kg
- 燃料:ガソリン(ホワイトガソリン)
- 燃料タンク容量:約940cc
- 明るさ:約360CP(キャンドルパワー)/230W相当
※CP(キャンドルパワー)とはロウソクを基準に灯りの単位になります。
ルーメンに直すと約3,500ルーメンになります。 ランタンの中でも上位クラスの明るさです。
- 燃料タンク容量:約940cc
実際に使ってみたノーススター2000の良い点
ノーススター2000を実際に使ってみて感じた良い点・悪い点について説明していきます。
まずは良い点から説明します。
①ノーススター2000の良い点:明るさ
ノーススター2000の明るさはランタンの中でもトップクラスの明るさです。
ルーメンに直すと約3500ルーメンです。
メインランタンとして広範囲を照らすことができるので満足できます。2家族で行う大人数のグルキャンの場合はノーススター2000を2台使う方もいます。
とても明るいのでランタンスタンドに掛けて使うとより周りを照らすことができます。
ノーススター2000をかけても倒れないランタンスタンドを別の記事でまとめてあるので、ランタンスタンドも興味がある方は読んでみてください。
②ノーススター2000の良い点:レトロ感がよい!
明るさや実用性も大事ですが、見た目も大事ですよね?
ガソリンランタンはLEDランタンにはないレトロの感があります!
キャンプは日常生活から離れられる事がキャンプを楽しくするポイントの1つでもあるので、レトロ感がより日常生活から離してくれます。
そしてガソリンランタンはLEDランタンと違い点灯させるのに少し手間がかかります。
詳しい使い方については後ほど説明しますが、簡単に説明するとノーススター2000にガソリンを給油して、ポンピング(加圧)します。そしてマントル(発光させるのに必要な物)を装着して、着火させてやっと点灯します。
大変そうと思う方もいるかもしれませんが、初めて使う方でも1度やっていみるとすぐにできるようになります。私もノーススター2000を使うまでは使いこなせるか心配でしたが、すぐに慣れました。
ノーススター2000の点火作業はLEDランタンと違いボタン1つで点灯はしません。「めんどくさい」と感じる方もいると思いますが、手間が好きな方は点火作業にもレトロ感を感じる事ができます。人によっては面倒でデメリットに感じるかもしれないですが、私としては「キャンプは自分に合う範囲の不便を楽しむ物」だとおもっているので、私としてはこの手間が大好きです。
着火する手間をめんどうだと感じる方にはデメリットですけどね。
③ノーススター2000の良い点:修理が自分でできる
LEDランタンなど自分で治すことが困難なものが多いですが、ノーススター2000は自分でメンテナンスしたり、パーツを交換することもできます。
ノーススター2000の本体が結構値段がするのでメンテナンスや修理ができるのはメリットです。
交換するパーツもネットで簡単に手に入ります。
実際に使ってみたノーススター2000の悪い点について
実際に使ってみて感じた悪い点について説明していきます。
ノーススター2000の悪い点:大きくて重い
ノーススター2000はかなり大きいです。
サイズは約直径17.3×34.3(h)cmとなかなかのサイズがあります。そして重量も約1.8kgです。
サイズがかなり大きいので車に載せる時などスペースを取ってしまいます。横向きに置くことは基本的にしません。LEDランタンは横にもできるし、すき間に積みやすいですが、ガソリンランタンは横にして置くことができないので、車にキャンプ道具一式を積むときに横に倒れないように別の荷物で固定するので積むときも少し手間がかかります。
なのでデメリットに感じるかもしれません。慣れてしまうと気にならなくなるんですけどね。
夜にトイレに行く時など、夜道を歩くときにライトが必要になります。その時にはノーススター2000は大きいので持ち歩くライトとしては不向きです。なので持ち歩く用のライトが別で必要です。
ちなみにですが、私のおすすめは下記のLEDライトです。値段もとても安くてテント上部に取りける事もでき、スマホの充電も可能です。興味があれば読んでみてください。
ノーススター2000の使い方(点火)について
ノーススター2000を点火するまでの手順について説明していきます。
①給油について
まずは燃料を入れましょう。燃料はホワイトガソリンになります。
燃料を入れる際に注意することがあります。
燃料タンクにホワイトガソリンを満タンに入れてしまうと空気圧がかけられなくなります。
ある程度タンクの中に空気が必要なので、燃料の8割まではホワイトガソリンをいえれても良いですが、それ以上の入れると不完全燃焼の原因になるので入れすぎには注意してくだい。
今の説明を聞いて
8割ってどのくらい?
どうやって計るの?
ノーススター2000に適量のホワイトガソリンを入れる方法はわからないと思います。私も初めはぜんぜんわかりませんでした。計量しながら給油するなら、さすがに手間だなと思っていましたが、とても簡単な方法がありました。
ノーススター2000にかんたんに適量のホワイトガソリンを入れるには専用の道具があります。道具を使えばとても簡単に給油することができます。
給油の仕方や道具については別の記事で詳しくまとめてあるので、不安な方は読んでみてください。
②ポンピング
まずポンピングをする前に、燃料バルブをオフにして、燃料キャップキャップがしっかりと閉まっているか確認してください。
確認出来たら、ポンプノブを持って、25回以上固くなるまでポンピング(ポンプノブを引いて、押すの繰り返し)します。
③マントルの取り付け
まず、ノーススター2000の一番上についてるベンチレーターナットを外してください。指で回せば外すことができます。
ベンチレーターナットを外すとベンチレーター・グローブ・グローブガード・ベイルを外すことができます。
ベンチレーター・グローブ・グローブガード・ベイルは一体構造になっているので、ベンチレーターを手で持って真上持ち上げればすべて外すことができます。外すとやっとマントルの取り付けができるようになります。
上の写真のようにマントルに黒色の縦線が入っています。マントルにある黒色の縦線が垂直になるようにして上下のワイヤークリップ部分をバーナーチューブとマントルサポートの溝に合わせて捻って固定してください。黒の縦線がねじれていたりするとマントルが破損してしまう可能性があるので注意してください。
写真のようにマントルを固定するために溝があるので取り付けは簡単にできます。
写真のように上も下もマントルを固定してください。
④空焼き
マントルに下の方から火を付けて灰上になるまで燃やしてください。
片寄った空焼きや焼き残しがあるとマントルの破損の原因になるのでしっかりと焼いてください。また完全に焼き入れてない状態で点火すると失敗してしますので注意してください。
そして空焼きしたマントルはもろくなり、触ってしまうとやぶれます。空焼きが終わったら触れないようにしてください。
ちなみにですが、空焼きしたマントルは破損していなければ何回も使えます。なので空焼きが終わったマントルはずーと付けたままで問題ないです。
空焼きが終わったら先ほど外したベンチレーターを取り付けて、ベンチレーターナットをしっかりとしめてください。
⑤点火
上の写真の赤いボタン(自動点火ボタン)を押したまま燃料バルブをゆっくりと開いていくと点火します。
点火するときに炎が上に上がります。初めて点火作業をする方はびっくりすると思います。
点火時に炎が上がるのでランタンの近くに顔を知被けないようにしてくだい。
そして手でランタンを抑える場合は自動点火ボタンより下を持つようにしてください。ベンチレーターなどを手で持っていると火傷する恐れがあるので注意してください。
点火したら追加でポンピングしてください。点火し始めは燃えているような感じになりますが、安定すると炎から明かりにかわります。
安定したら明るさの調整をしてください。調整の仕方は燃料バルブを回すことにより光量を調整できます。
明かりを消す場合は燃料バルブをオフの方に回せば消すできます。
ノーススター2000用のおすすめケース
ノーススター2000はガラス部分もあるので、持ち運びにケースがあると、とても便利で安全に持ち運ぶことができます。
キャンプはたくさんの荷物を車に乗せて移動することが多いと思います。その際に車の振動や凸凹道の振動で荷物が動いてしまい、ランタンにぶつかってしまう事もあるかもしれません。そのときにケースに入っていれば衝撃を和らげる事ができます。
なのでおすすめできるノーススター2000を収納できるケースを紹介します。
今回紹介するおすすめケースがこちらです。
ノーススター2000がピッタリ収まるサイズの収納ケースです。
収納ケースの中は小物を入れる事ができるポケットが付いています。
私は予備のマントルをいつも入れています。急にマントルが破れてしまう事もあるので便利な収納ポケットです。
そしてノーススター2000に給油するときに使うフューエル ファネル(漏斗、じょうご、ろうと)をケースの中に一緒に入れています。同じケースに入れる事により、忘れ物防止になります。
ノーススター2000の評判・口コミ紹介
ノーススター2000の口コミについてまとめていきます。
口コミは悪い口コミ・良い口コミいろいろありますが、本当なのかどうかわからない口コミもあります。
なのでメインランタンとしてノーススター2000を使っている私が、口コミが本当なのか答えていきます。
ノーススター2000悪い口コミについて
全開だと眩しいので、バルブを絞ると光量が安定しない。
ノーススター2000はかなり明るいので、光量を調節したいですよね。
私は弱くしたときは普通に安定していました。
もしかすると、ガソリンの量が少ないか、加圧が足らないのかもしれないです。
初期不良がある。
- 箱がつぶれている
- ガラスが割れている
初期不良の口コミはどんな物でありますね。
私は初期不良はなかったのでなんとも言えませんが、購入したらすぐに確認して何か問題点があれば返品手続きをしましょう。
ノーススター2000良い口コミについて
点火操作にちょっと慣れが必要ですが、それさえクリア出来れば非常に明るくてキャンプサイトには絶対必要なランタンになります。
初めて点火するは本当に慣れが必要ですが、難しいわけではありません。上記で説明して手順でやれば問題ないです。1度できれば慣れると思います。そして1度使えば必需品になります。
電池式のLEDライトは安全で使いやすいが、明るさと雰囲気は比べ物にならない。
何より雰囲気が最高です。
LEDライトにはない暖かみのある明るさとランタンの見た目がエモさを引き出します。また夜のランタンの明かりは料理、お酒、薪、何を照らしても最大限の雰囲気を演出して、キャンプの楽しさをより引き出してくれます。
機能的には他のレビュー通り。私のところに来た商品は自動点火装置が電池の液漏れの為壊れていました。返品手続きをしようと思ったら、Amazonさんから「返金します。商品はそちらで処分してください」とのこと。対応の素晴らしさに星5つです。
初期不良はどんな物にあるので、この対応はありがたいですね!
光量の安定感抜群です。ペトラマックスHK500も使用してますが明るさは同じくらいに感じます。ペトロの様についたりつかなかったり急に消えたり、そんな心配も無く今は手放せません。
ペトラマックスHK500もとても良いランタンですが、扱いはノーススター2000より難しいので、心配な方はノーススター2000がおすすめです。
まとめ
ノーススター2000はとても明るくてランタンの中でも扱いやすいガソリンランタンです。
扱いやすいと言っても、初めて使う場合は戸惑うかもしれません。1度使えば慣れると思います。
ノーススター2000はランタンの中でもトップクラスに明るいです。夜に使うと、とても暖かい光で照らしてくれます。夜にランタンで照らされたものはなんでもキレイ見えます。
なので、エモい写真を撮りたいかたにはおすすめです。
キャンプ用にメインランタンを探している方は是非使ってみてください。